新型コロナウイルス感染症クラスター収束のお知らせ
平素は当法人の運営につき、ご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、当成人部におきましては、この2月2日に
新型コロナウイルス感染症の発症者が確認されたことから始まり、
その後もなかなか収まることなく利用者、職員の別なく蔓延し、残念ながら集団感染の状態となっておりました。
コロナウイルスの対応については、流行が報じられた昨年2月頃より、
日常生活における感染防止策の徹底はもとより、発生に伴う様々な状況を想定し、
必要物品の備蓄を含め、施設として可能な限り準備をしてきましたが、
実際に直面してみると戸惑うことばかりで、苦戦を強いられました。
そうした中で保健所や行政、民間を含む医療機関、その他関係機関と緊密に連携し、
法人をあげて必要な対応策を講じつつ、懸命に収束に向けてとりくんでまいりました。
専門医療チームの南河内感染対策ネットワーク様にも来塾していただき、指導、助言を受けました。
また、すでに感染症発生を体験された他の障がい者支援施設様からも
有効な情報提供や様々な物資の支援をいただき、心強い励ましとなり感謝しております。
幸い、罹患された方々は比較的元気で療養され、重篤な状態に陥ることなく回復に向かわれています。
そして、このたびようやく3月8日に管轄の富田林保健所より、
クラスター収束の旨、お知らせをいただくこととなりました。
つきましては、収束に伴い、成人部の運営を通常の形態として、
日々の生活、活動を再開してまいりますのでお知らせいたします。
この間、ご家族の皆様には、多大なご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます
なお、成人部におきましては一旦収束ではありますが、世界的にも感染症流行収束の兆しは見えず、
また、変異ウイルスのひろがりも懸念されることから、いつ、誰が、どこで発症するかわからないという、
まだまだ不安な状態が続きます。
桃花塾におきましては、今後も気を緩めることなく、成人部のみならず法人をあげて、
なお一層感染防止に努めてまいりますので、引き続き、
皆様のご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。