少しずつ爽やかな日が増え秋を感じる今日この頃、
ピーチサークルでは毎年恒例のさつま芋ほりに行きました。
まずは行く前に絵本。定番の「さつまのおいも」を見て、
教材のさつま芋を引っ張る遊びを楽しみ、芋ほりへのイメージや期待を膨らませます。
年中・年長さんが多いグループでは、芋ほりに必要な物品を提示し、
子ども達が自分で準備を進められるように設定しました。
準備が出来たらさあ出発!
桃花塾の敷地内に畑があるので、そこまでの道のりを虫やお花・周囲の自然を楽しみながら進みます。
以前は気持ちが焦り走っていくことが多かった子ども達も、少しずつ成長し、
出発前に伝えた「歩いて進む」のルールの中で活動出来るようになりました。
今年のお芋は「なると金時」このお芋は少し細長いことが特徴だそうです。
素手で触ることが苦手なお友達も、スコップや軍手を使い掘り起こしていきます。
スコップで「こうじ(工事)~」と言いながら土を掘るなどイメージ遊びも始まり、
土の感触に夢中なお友達も。
黒いビニールで覆われている土は、温かくやわらかく気持ちが良い感触です。
保護者と一緒に引っ張りあげて、たくさんついているお芋さんに歓声があがりました。
収穫する醍醐味がここにありますね。
帰り際には近くにはえている栗の木の下でいがぐりを見たり、いがぐりの中から栗を取り出したり。
これもまた貴重な体験で、普段見たことのない子どもたちは興味津々!
とげとげしいイガも気にせず触り、感触に驚いていました。
危険なことは避けなければいけませんが、
温かい土やそのにおい・鋭いイガ・歩く道で気づく草花・秋の風
色々な感覚がそのまま体験になり育ちの栄養となっていきます。
子ども達と一緒に大人も「感じること」を忘れずに暮らしたいですね。
たくさん取れたお芋で「クッキング」も予定しています。
お楽しみに!
(今日の投稿♪スタッフ中川)