今年も、桃花塾スタッフの職員研修に
講師 京都産業大学 法学部教授 中井 歩氏
をお招きしました。
〜社会的弱者と呼ばれる人たちが生きやすくなるために〜
今回は、 選挙から見る民意の変化 という観点から
お話ししていただき、質疑応答に丁寧に答えていただきました。
研修を受けて
選挙制度改革が行われ、中選挙区制から小選挙区制、
比例代表制といった選挙制度に変わり、20年が過ぎました。
選挙のルールが変わるということは、選挙をする政党の意識も有権者の意識も変化します。
講師の中井先生はそれをわかりやすく、説明してくださいました。
選挙制度が変わったその背景や時代と共に変わる国の思惑などが影響してきたこと、
その中で選挙に対する民意が変化していったこと等を、資料を提示しながら講義してくださいました。
この講義を終えて、時代と共に流動化する社会においては
社会的弱者が取り残されていく怖さということを改めて考えさせられました。
研修を心にとめて、社会的弱者が生きやすくなるために、
より質の良いサービスに努めていきたいと思います。